よくわからない衝動に任せて綴る雑記的な何か

ゲームとかカードとか音楽とかなんか色々語ります

喫茶店におけるベストな退出タイミングについて

茶店が好きです。

 

 

珈琲が好きとか紅茶が好きよりも多分、『喫茶店が好き』という感情が先行して、度々足を運んでいるのだと思います。多分根底には『喫茶店で寛ぐ僕、かっけー』みたいな思いが座していますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織葉です。今日というか先程まで、町の小さな喫茶店にいました。喫茶店で「どうして自主休講して行く喫茶店はこんなにも落ち着くのだろう」と哲学的な思考に耽りながら、作業をしていました。そういえば先程一つ記事が後悔されましたが、アレは今日じゃなくて一週間ほど前の出来事なので、決して騙されないでください。罠です。叙述トリックです。

 

 

 

で、店内が混んできて、相席しないと新規のお客さんが入れないくらいになっちゃったので、ここは身を引こうと退出することにしたのです。

 

 

 

500円のコーヒー1杯で居座った時間は約90分。混んでこなければ+120分ほど鎮座していたであろうことは想像に難くありません。そこまで行くと多分迷惑客の謗りを受けることは免れない気がしますが、では一体、喫茶店におけるベストな滞在時間とは何分なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

よく言われることに、『喫茶店の珈琲1杯には、コーヒーだけでなく、居心地のいい空間そのものや、サービスを含めた料金がかかっている』(つまり、珈琲の原価が数十円だろうが何だろうが妥当である)というような文言がありますね。だとすれば安めのチェーン店の少し硬い椅子も小さなテーブルも、高めの喫茶店のフカフカの椅子も広いテーブルにも、赤べこ並に頷けます。

 

 

しかしまあ、「ちょっと休もうぜ」といった軽い思考で安いお店に入ることは多くとも、「ガッツリ仕事しよう」と安めのお店に居座る人はあまりいないでしょう。これは単純に居心地の問題で、どうせ長居するならいい環境の方が身体への負担が少ないからです。

 

 

 

と考えてみると、高めのお店には最初から《居座り料金》とも言える額が上乗せされていて、ある程度は許されるのでは🤔🤔なんて自分に都合のいい結論に至ります。まあ正直、迷惑にならないレベルなら許されるはず.......ある程度いったら流石に追加で頼みますし..............

 

 

 

我が家は一応飲食店をやってたりするんですけど、父曰く「飲食しなくとも客がいてくれるだけで雰囲気が違うので、いないよりは有難い」とのことなので、その精神で図々しく生きます。追い出されない範囲で.......

 

 

 

 

ということで先程喫茶店を出た僕ですが、大学をサボったということもありまだ帰るわけにはいかないため、リストラされたことを家族に告げることが出来ずに日々公園で時間を潰すサラリーマンみたいな気持ちになり、折角なので実際にやってみることにしました。

 

 

 

とは言っても天候はあいにくの雨。生半可な公園では風雨に晒されてしまい、ろくに居座ることすらできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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はい。ということでやってきたのがこちら、公園にある橋の下です。小学生の頃、遊んでる途中で雨が降ってくると、ここに逃げ込んでやり過ごしたり、ホームレスの方と鉢合わせたりして気まずくなったものです。あのころの僕よ、十年経ってもやること変わらんし何なら悪化してるぞ。

 

なぜなら今ぼっちなので..............

 

 

 

懐かしいような寂しいような不思議な気持ちに浸りながら文字を打っていると、僕は気づいた。首筋を水滴が伝う。雨だ、雨が降っている。橋の下なのに。よく見れば、木目の隙間から雨が染み込んでいる。橋のどこに逃げようと、雨粒は容赦なくこの身に襲いかかる。僕は嘆息して、諦めて傘を差す。水滴は止まらない。絶え間なく藍色。僕は諦めて、傘を放り投げた。

 

 

 

学校サボるの、やめよう。そう思いながら、とりあえず水漏れ程度の雨に打たれた。