よくわからない衝動に任せて綴る雑記的な何か

ゲームとかカードとか音楽とかなんか色々語ります

それでは聞いてください、『童帝の嘆き』

 


ヨルシカが好きです。

 


軽快なサウンドの中に込められた深い歌詞と激重感情にしばかれるのが好きです。

 

 

好きなので当然、誰かから「オススメのグループいない?」と聞かれたときに推します。最近も、家でだらだら遊んでいる際に一人の友人に聞かれたので、「やっぱヨルシカかな~w」と答え、とりあえず目についた『言って』を流したのです。

 

 

ぼーっと眺めて曲が終わった後に一言、友が「これ、確か元カノが好きだったやつだな」と呟く。僕はその一言に逃さずツッコむ。

 

 

「いや、ノロケかよw」

 

「え、でも元カノだから……それは違くない?」

 

「???」

 

僕の脳内にクエスチョンマークが渦巻いた。

 

「だって今、縁切れてるんだよ?」


冷静に考えてみる。確かに、今彼と彼女の間には何もない。そもそもノロケとは何か? それは恋人がいる人間が、相手のカッコよさやカワいさや良さを、よかれと思って人に伝えてマウンティングしてくる行為を指す。いわば善意の押し売りと無意識の悪意の境目くらいにある、絶妙に反応しづらい行いを指す。

 


これを踏まえて考えて、彼の行いは果たしてノロケといえるだろうか? 答えは否、否である。「元カノが好きだったな~」「へ~」で終わるべき一幕である。何なら「じゃあその子と付き合ってた君にもハマる素質はある! さあ!」と自然な流れで布教するチャンスだった。

 


では何故、会話の正解に至れなかったのか。答えは単純明快、僕が彼女いない歴=年齢の一般非モテ男性だからである。いや、最早その域を越えて、一般拗らせ童貞だからである。童貞は激怒した。童貞には恋愛の機微がわからぬ。けれども、人一倍ノロケ話には敏感であった。

 


そもそも、他人のノロケ話に対してマウントだとか自慢話だとか考えちゃう時点でやばい気がする。いいじゃん、幸せなら幸せで。そういうところに童貞臭さが出ている。仮に僕がイケイケのパーリーピーポーだとしたら、「いいね。それで、彼女とは何回寝て、どのように情熱的に過ごしたの?」と春樹作品の登場人物のノリで性の質問に及ぶと思う。

 


最早イケイケのパーリーピーポーとかいうバリバリの死語にすら陰キャ感が滲み出ている。ヤリチンの四文字で事足りる。

 


っていうかやばくない? 元カノとのノロケでもなんでもない話に対してこんなに思考して文字書くの証左じゃない? 陰キャの。うう……(自己肯定感の下がるSE)

 

 

 

 

 


気づいたら暗い話みたいになってきた上に軌道修正が詰んだので寝ます。終始真顔で書いてたんですけど、軽く振り返ってみたら何だか微妙に悲しくなってきたので寝ます。

一つ大事な一文を付け加えるとするならば、彼女、募集、し─────────────